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Experience

​「ひと」から学ぶ、体験

紀の川市は豊かな自然の恵みによって成り立っています。土、水、空気、そして多様な生態系。それらを未来の世代に引き継ぐために「農業」×「じてこ(自転車)」を連動させた観光プロジェクトを立ち上げ。電動アシスト自転車e-bikeで紀の川市を駆け巡ります。

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フルーツファンディング

Fruits Funding

「次世代に、より良い選択肢を残す」新たなサイクル

100年以上続く農家「矩善(かねぜん)」の4代目・小倉優一郎さんが、新たに立ち上げた総合会社「フルーツファンディング」。小倉さんがライフワークとして取り組む「環境教育」の一つであり、果物の売り上げの一部を教育活動に充て、子どもたちに学びの機会を提供する学習塾「cog-lab」と、今注目を集めるローカル観光事業「じてこ」を、農業部門である「矩善」で繋ぐ、新たなサイクルの会社を設立しました。活動理念は「LEAVE BETTER OPTIONS.」。意味は「次世代に、より良い選択肢を残す」。教育と農業を掛け合わせた仕組みづくりとして、合言葉に「農にイイこと、脳にイイこと」を掲げています。
この取り組みには、小倉さんが育ってきた環境と体験、そして研究者・教育者として培ってきた知識が、その背景にあります。そもそも小倉さんは、国内外の大学院で学び、 絶滅危惧種のための保全遺伝学と、 発達支援教育学の2つの学位(修士)を修得。また子どもの頃はテレビがない環境で育ち、遊びはもっぱら近くの自然だったと言います。「近くの川で護岸工事が始まるまで、サワガニを獲って遊んでいました」と小倉さん。工事後、まったくカニを見かけなくなったことに子どもながらショックを受けたとも。そんな幼少期の思い出が、研究者として歩むきっかけであり、現在の活動理念の根底にもあるようです。

農業においては、生態系サービスを有効活用し、極力農薬は使わなくてすむように工夫。ブランド柿をはじめ柑橘、スモモ、キウイなどを栽培。有機認証(有機JAS)を得ている農薬を積極的に使用しています。さらに県内屈指の観光農園にも勤めた経験と、現在も和歌山大学で観光学の博士課程を修学している関係から、今までになかった「農業」×「観光」の新しい農園を目指しています。その一つが、2025年から本格始動したローカル観光事業「じてこ」。ちなみに“じてこ”とは、自転車を意味する和歌山の紀北弁。こちらも小倉さんの幼少期に由来し「とにかく自転車を漕ぐことが大好きで(笑)。街中から山の上まで、どこまでもじてこで走り続けていました」と。これら全てを組み合わせたものが「じてこ」の観光。単に観光客を呼び込むだけでなく、紀の川市を全面に打ち出したアナログでマニアックな旅。サステナブル観光とも呼ばれ、特にインバウンドからの注目を集めています。

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生きる力・考える力が地球と子どもたちの未来を育てる

知識と経験を何よりも大切にする小倉さん。研究者であり教育者である小倉さんが農業と向き合うきっかけも、人類の生存基盤である自然に対し、正面から向き合うため。「複雑に絡み合う環境問題に、机上ではなくリアルで相対し、行動することで環境保全の小さな一歩を踏み出せると、農業を通じて知ったからです」。地球規模の問題である「温暖化」と「食糧危機」を解決するための鍵が「農業」と「教育」であるとして、学習塾に通う子どもたちにも、生き物に触れ、自然の中で学び、自らが考えて行動を起こす経験をさせています。

1985年生まれ。絶滅危惧種のための保全遺伝学と発達支援教育学の学位をもつダブルマイスター。2010年、国際条約会議「PICES(北太平洋海洋科学機構)」においてベストポスター賞を受賞のほか、2020年には地球温暖化をテーマにした絵本「りんごのぷらりん」を出版。農業と観光で得た資金を、地域の教育に再投資する仕組みづくりを構築しています。

フルーツファンディング
住所▷和歌山県紀の川市西脇554-5
営業▷0:00〜00:00(不定休)
TEL▷090-6664-2629
HP▷https://www.coglab.jp

フルーツファンディング
Fruits Funding

小倉 優一郎さん

Yuichiro Kogura

e-bikeで巡るローカル体験!収穫と山頂アクティビティー

e-bikeでローカル観光

電動アシスト自転車e-bikeで紀の川市を巡ります。目指すは紀州富士ともいわれる龍門山。紀の川市にある標高755.9mの山で、その山頂と中腹に矩善の農園があります。山頂までの道には開拓の歴史があり、1968年に記録された貴重な映像を通してその歴史背景も学びます。

収穫体験

龍門山までの道のりは片道15km。e-bikeだからこその気軽さで初心者にも安心。山の中腹に位置する矩善の農園で、柑橘類の収穫体験を行います。大自然の中を駆け回り、もぎたての果物を味わう経験はローカルならでは。山頂まで漕ぎきる達成感も味わうことができます。

一緒につくる手巻き寿司

山頂で収穫体験が終わった後は、仲間と一緒に手作り手巻き寿司に挑戦。好みの具材と酢飯を海苔で巻き上げます。今回のローカル体験を振り返り、楽しい会話と団欒とともに、手巻き寿司を堪能してみてください。開催時期によって昼食内容が変わる場合があります。

​体験内容

※期間やスケジュール、金額等は未定。

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